椎間板ヘルニア診療 完全マスターコース(3巻セット)
「獣医学術功労賞」を受賞した椎間板ヘルニアの権威「中山正成」先生が公開
「獣医学術功労賞」を受賞した椎間板ヘルニアの権威「中山正成」先生が公開
講師: | 中山 正成 | ||||||||||||
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セクション数: | 6セクション
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収録時間: | 271分 | ||||||||||||
特典: | +ダウンロード版 レジュメ冊子(228ページ) | ||||||||||||
制作・販売元: | 株式会社 医療情報研究所 |
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講師: | 中山 正成 | ||||||||||||
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ディスク枚数: | 6枚
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収録時間: | 271分 | ||||||||||||
特典: | レジュメ冊子(228ページ) | ||||||||||||
制作・販売元: | 株式会社 医療情報研究所 |
なぜ、彼は、通常60分以上かかる「犬の椎間板ヘルニア」のオペをたった15分で完了できるのか?
中山 正成
中山獣医科病院 会長。「犬の神経病・椎間板ヘルニア」研究の第一人者。30年以上前から、犬の神経病・椎間板ヘルニアを研究し続け、独自の治療技術を開発し、その研究は、多くの学会で発表され、高い評価を得る。2014年には、開業獣医師としては珍しく「獣医学術功労賞」を受賞。
■ 意外に多い椎間板ヘルニアの誤診
中山先生は、おっしゃいました。「本当に椎間板ヘルニアなのかを、しっかり診断できる獣医師は少ない」。実際、中山先生の病院には、椎間板ヘルニアと診断された犬が、他院から紹介されることが多々あります。
ですが、「詳しく検査すると違う病気だった…」というケースは、これまでの経験上、決してめずらしくないとおっしゃいます。つまり、椎間板ヘルニアと誤診し、誤った治療法を選択してしまうケースが、意外に多くあるのです。
■ 「椎間板ヘルニア=即手術」という間違い
以前は、椎間板ヘルニアと診断されたら、ただちに手術するのが一般的でした。しかし、椎間板ヘルニアは以前よりも研究が進み、最新の知識と技術に基づけば、内科療法だけでも充分に対応できるケースがあります。
この事実を詳しく知らないがために、内科療法が適切な症例で外科手術を選択してしまい、予後が芳しくない結果になるケースもめずらしくありません。ですが、中山先生はおっしゃいました。
■ 漫然と内科的治療をするのも良くない
では、正しい診断を下し、正しい治療法を選択するには? 中山先生がおっしゃるには、まずは「獣医における神経学」を熟知すること。そうしなければ、小手先の診断技術・治療技術が先行してしまい、適切な治療を施すことができません。
しかし、神経学を本格的に学べる機会は、めったにありませんよね。ご安心ください。今回、中山先生より、「犬の神経学」と「犬の椎間板ヘルニアにおける検査、診断、治療、リハビリ」のすべてを、教えていただけます。
「犬の神経学」と「失敗しない椎間板ヘルニア治療」短期集中プログラムの内容
▼第1巻 (脊髄疾患の診断的アプローチ)
神経学的検査(観察、姿勢反応、脊髄反射、知覚検査)/病変の位置決め/脊髄疾患の鑑別診断/適切な診断的検査(検査室データ、脳脊髄液検査、X線検査、その他の画像診断、電気生理学的検査)
▼第2巻 (犬の椎間板疾患の診断)
椎間板ヘルニアの種類/椎間板ヘルニアによる神経機能障害/椎間板ヘルニアの臨床所見/椎間板疾患の診断的検査による病変の確定診断(単純X線検査、脊髄造影X線検査、硬膜内椎間板ヘルニア、頚部椎間板疾患における脊髄造影、頚部脊椎脊髄症、小型犬の頚髄疾患における動的病変の特徴、CT、MRI)
▼第3巻 (椎間板疾患の治療/リハビリ)
治療…保存療法/外科的治療/胸腰椎片側椎弓切除術/頚椎背側/片側椎弓切除術/酵素的髄核融解療法/経皮的レーザー椎間板減圧術/術後管理
リハビリ…理学療法の種類(マッサージ療法、受動運動、能動運動、物理療法)/術後管理とリハビリテーション計画
推薦状
なぜ、このような視聴版の臨床獣医専門版が
出てこなかったのかを不思議に思いました
獣医神経病学会名誉会員/米国神経科学会名誉会員
徳力幹彦 先生
中山正成先生のDVDを視聴して、臨床分野では視覚(静止画のみならず動画を含む)と聴覚を利用して理解する方が、専門書を読むときのように視覚のみを利用するよりも、はるかに理解しやすいという、当たり前のことに気がつきました。そして、これまで、なぜ、このような視聴版の臨床獣医専門版が出てこなかったのかを不思議に思いました。
今回のDVDは、中山先生が30年以上にわたって研究されてきた、脊髄疾患の中の椎間板ヘルニアを、総論(病態、形態、診断的アプローチ)と各論(診断、治療、リハビリテーション)に分けて、丁寧に説明してあるのが特徴です。
「第1巻 総論(神経学)」のディスク1の「診断的アプローチ」では、病歴、シグナルメント、そして身体検査が、中山先生の長い経験に基づいて、詳細に説明されています。次いで、神経学的検査が、観察、姿勢反応、脳神経系検査、脊髄検査、歩行検査の順で説明されており、これらの検査の基礎となる神経系の形態と機能の説明、およびこれらの機能障害が動画を用いて説明されています。
このディスク2の「診断的アプローチ」では、上位運動ニューロンと下位運動ニューロンの機能の相違と鑑別診断リストが説明され、ついで、適切な診断的検査法として、検査室データ、CSF検査、単純X線検査、脊髄造影X線検査、CT検査、MRI検査、電気生理学的検査(運動神経伝導速度、感覚神経伝導速度、F波、H波などの抹消神経機能の測定、および針筋電図と誘発筋電図)などが説明されていますが、特に脊髄造影X線検査法が丁寧に説明されています。
「第2巻 各論(診断)」のディスク1では、「椎間版疾患の診断」が説明されています。最初に、脊椎と椎間板の解剖と機能の説明後、脊椎の各構成部位ならびに脊椎の存在部位によって生じる障害が詳細に説明されており、5段階のグレード化による重症度の分類法も説明されています。次いで、「椎間板ヘルニア」に的を絞って、先生の所有する豊富な臨床データに基づき、説明が行われていきます。後半には動画による説明も行われます。
このディスク2では、椎間板疾患の確定診断が、単純X線検査、脊髄造影X線検査、CT検査、MRI検査によって行われることを説明していますが、多くのX線画像に基づいてX線検査ならびにX線撮影方向の重要性、および鑑別診断の重要性が強調されています。CT検査では利点が説明されていますが、MRI検査は、予後判定は別として、椎間板疾患には必要がないと指摘されています。
「第3巻 各論(治療/リハビリ)」のディスク1では、「椎間板治療」が説明されており、保存療法、外科的治療、髄核融解療法、経皮的レーザー椎間板減圧術が、図と動画を利用して詳細に説明されています。次いで、術後管理が説明されており、特に膀胱管理が強調されています。 このディスク2では、治療後のリハビリテーションの重要性が強調されています。
今回のDVDの特徴のひとつは、研究データを文献から盛んに引用していることですが、しばしば、中山先生を中心とした研究グループの文献から引用されていることです。中山先生は小動物クリニックの臨床獣医師ですが、以前から研究に力を注ぎ、このクリニックにやってくる若い獣医師の多くに博士号を取るように育てておられることに、私は感心していました。私は2つの国際学会(世界馬獣医学会、国際馬運動生理学会)の理事をしていた関係で、欧米の理事連中(獣医学部長が多かったのです)に、クリニックを持っている臨床獣医師で、このような研究活動をしている臨床獣医師がいるのかと聞いたことがありますが、まったく知らないとのことでした。私は、このDVDを視聴した若い臨床獣医師の中から、中山先生の後を継ぐことができる獣医師が出てくることを先生は心から願っておられるであろうと、拝察しています。
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