※今、多くの獣医師から注目を集めている外科技術
先生は、若い獣医師を中心に「ある外科技術」が注目されていることをご存じでしょうか?
それは、「マイクロサージェリー」です。
マイクロサージェリーは手術用顕微鏡を用い、拡大された術野でおこなう手術のこと。
肉眼ではみえない組織もハッキリみえるため、血管や尿管など、微細な臓器の手術に用いられます。
手術には、特殊な設備や器具が必要なため、導入コスト、設置場所など、いくつかのハードルがありますが、それでも多くの獣医師から注目を集めています。
なぜなら、マイクロサージェリーには他の外科手術にはない大きなメリットがあるからです。
※マイクロサージェリーの「3つのメリット」とは?
1つめのメリットは、「これまで手に負えなかった症例も治療できる」こと。
組織の視認性が高いマイクロサージェリーなら、犬よりも細い猫の血管、尿管などの手術も一次診療施設でおこなえます。
2つめは、「外科技術を全体的に底上げできる」こと。
マイクロサージェリー技術を習得すれば、組織をみながら壊さないように丁寧に手技を発揮できますので、切開、結紮、縫合、吻合など、外科技術を全体的に底上げできます。
最後の3つめが、「患者さんを最優先に考えた手術ができる」こと。
組織を丁寧に扱えるようになれば出血や術後の炎症を大きく減らせるため、患者さんの負担も小さくできます。
※どうやって導入すれば良いのか?
今回の動画セミナーでは、その答えをマイクロサージェリーの専門家である岩井先生からわかりやすく学べます。
使用する器具の選び方からご説明しますので、これからマイクロサージェリーをはじめる先生でも心配はいりません。
さらに今回の動画セミナーでは、日常臨床で遭遇する機会の多い「泌尿器の手術」を3種類学べます(①頸動脈端々吻合術、②尿管端々吻合術、③尿管膀胱新吻合術)。
マイクロサージェリーは、大学の授業はもちろん、専門書やセミナーでも学べる機会がほとんどない技術です。
先生も、この機会にマイクロサージェリー技術を習得し、もっとたくさんの動物の生命を救えるようになりませんか?
奈良動物二次診療クリニックでしか学べない獣医師研修
2022年12月7日水曜日、私たち医療情報研究所のスタッフは、奈良動物二次診療科クリニックへ訪れました。
こちらの院長である米地謙介先生がおこなっている獣医師研修に参加するためです。
今回の研修は、1次診療施設からCT検査依頼があった症例についてです。
まずは、紹介先からの症例の情報をもとに無駄な検査、無駄な時間を省くために鑑別診断リストが立てやすいように情報を整理する術前カンファレンスからスタートしました。
術前カンファレンスでは、矢継ぎ早に米地先生から研修生たちへ質問が飛んでいきました。
適切な回答をした先生もいれば、回答に窮してしまう先生もいました。
米地先生「この情報から絞りやすいものは何でしょうか?」
#1:黄疸 #2:腹水をピックアップすると…
「これ以上のことは、肝臓の実質的なことは、CTや生検をしないとわからないですよね。これらの原因は、麻酔前に黄疸や腹水の原因を詰めてからCT検査をおこなうことによって、無駄な検査、無駄な時間を省くことができます。」
つづいて米地先生はおっしゃいます…
「エコーで腹水が溜まっていることが分かりました。次にやることは何ですか?」
「鑑別をするために必要な検査は何だと思いますか?」
「採材の目的は何ですか?」
「腹水の性状検査の目的は何ですか?」
「腹水もしくは貯留液は、漏出液、変性漏出液、滲出液に分けることができます。変性漏出液はどんなときに漏出する貯留液ですか?」
などなど…米地先生と研修生たちとのディスカッションが行われました。そして…
血液検査、腹水性状検査、エコー検査、レントゲン写真、CT検査、細胞診が行われました。
この症例はこれらの鑑別診断、CT検査の結果、おそらく画像から肝硬変による門脈硬結症によって腹水が貯留していました。
黄疸に関してはおそらく肝性黄疸です。
肝臓の悪性腫瘍は否定できなかったため、CT検査後に細胞診を実施することにより、悪性腫瘍ではないだろう、というところまで詰めることができました。
そして、肝硬変のため、残念ですけどこの症例は治療、治癒というのは難しいと判断されました。
奈良動物二次診療クリニック潜入!
ここでしか学べない研修プログラム
~CT編~
今回の研修教材は、実際の症例を術前カンファレンスでどんな検査をおこなう必要があるのか、を絞り込み、各検査をおこない、確定診断を下すまでの実録です。
これまでは研修に参加している先生だけしか学ぶことができなかった内容が映像教材になりました。
これは、これまでの教材のように何かの治療方法を学ぶといった教材とは少し趣旨が違います。
今回の症例のように判断が難しい症例が来院したときにどの検査をどこまでやるのか、フローチャート式に詰めてから、無駄なく検査を行い、CT検査の実施の有無が判断できるようになるための研修教材です。
研修に参加した先生たちの声を紹介します
●和田動物病院、勤務医:和田先生、獣医師歴10年目
・本日の研修で特に学びがあったことはなんですか?
肝臓の数値が高い、黄疸がでていて、腹水もでているという症例でした。肝臓の数値が高い症例が来院するためCT撮影前情報として、黄疸がでる、腹水がある症例に対して診断を絞るポイント、CT撮影時にどこを見るべきか教えてもらえたので非常に参考になりました。
・今回の研修はどんな先生にオススメですか?
肝臓の数値が高いワンちゃんに遭遇するケースは多いと思います。遭遇したときにCT適応になるのかどうか迷うことがある先生、とくに若手の先生が見ると参考になると思います。
※たびたび遭遇する厄介な病気
先生もご存じのとおり、会陰ヘルニアは、未去勢の中高齢犬に多くみられる病気です。
一般的なヘルニア内容は、直腸や脂肪組織ですが、小腸や膀胱や尿道が脱出した場合には生命にかかわるケースもあります。
また、会陰ヘルニアは自然治癒がありません。診断後は速やかに手術をおこなわなければなりません。
本当に厄介な病気ですが、何よりも先生を悩ませるのは、外科的治療が推奨されている点ではないでしょうか?
会陰ヘルニアを治療するには、脱出したヘルニア内容を元の場所に戻し、筋肉のスキマを塞ぐ手術をおこなう必要がありますが…
※会陰ヘルニア整復術に自信がありますか?
もし先生が、会陰ヘルニア整復術に自信をお持ちでしたら、この先をお読みいただく必要はないかもしれません。
しかし、「再発しにくい整復術をできるようになりたい」「今のやり方が本当に正しいのだろうか?」「いまいち自信が持てない」「会陰ヘルニアの患者を自分の手で救いたい」など、こう思われたのなら、今からお伝えすることは重要です。
なぜなら、一次診療施設で実施できる、安全かつ再発しにくい「3種類の会陰ヘルニア整復術」を1からわかりやすく学べるチャンスだからです。
そこで今回、私たちは、ベストセラー「CLINIC NOTE BOOKS イラストを読む! 犬と猫の臨床外科 一次診療 いますぐできる手術法」の著者であり、岐阜大学の教授を務める渡邊一弘先生にご依頼し、「再発しにくい会陰ヘルニア整復術が学べる」映像教材を制作いたしました。
※再発しにくい「3つの術式」をわかりやすく解説
今回の映像教材では、会陰ヘルニア整復術の「3つの術式」が学べます。
これらの3つは、渡邊先生がふだん用いている術式であり、これから会陰ヘルニア整復術を学ぶ先生にオススメの簡単かつ再発しにくい術式です。
1. 総鞘膜による整復
睾丸の膜を使った手術であり、未去勢の雄に適用されます。整復時に去勢手術もおこないます。
2. 浅殿筋フラップによる整復
未去勢、去勢済の雄、滅多に遭遇しませんが雌にも適用され、また、総鞘膜による整復で再発した場合にも行うことができます。もっとも再発率が低く、渡邊先生もよく用いている術式です。
3. 半腱様筋フラップによる整復
他の手術法で再発した場合や激しい腹側のヘルニアがある場合に適用されます。
今回は、上記の3つの術式を習得できるよう、渡邊先生に映像解説していただきますが、これから会陰ヘルニア整復術を学ぶ先生を不安にさせるのが、再発だと思います。
しかし、どれだけ手術に慣れたとしても、発を完全にゼロにすることはできません。
会陰ヘルニアの手術には様々な術式があります。これは逆に言うとなかなか100%治癒するような治療法は無いということも言えます。
だからこそ、1つの術式を覚えて満足するのではなく、再発したときに対応できる、異なる術式も覚えておくことが重要になるのです。
また、いずれの術式においても、特別な器具は一切不要です。一般的な手術器具やモノフィラメント吸収糸、バイポーラなどがあれば、すぐに実践が可能です。
動画セミナーでは、執刀医の視点から収録した高画質なオペ映像と、渡邊先生のわかりやすい解説の両方で会陰ヘルニア整復術を学べます。
先生も、「3つの術式」を習得し、会陰ヘルニア患者をご自身の手で救えるようになりませんか?
※ 増え続ける「猫のリンパ腫」
実は近年、猫のリンパ腫症例がジワジワと増え続けているのを先生はご存じでしょうか?
その1番の原因は、猫の寿命が伸びたことにあります。また、超音波・CT検査、内視鏡検査、クローン性解析など、診断技術の急速な進歩も大きく影響していると今回の講師である辻本先生はおっしゃいます。
他にも、WHOによる組織学的分類が公表されたことで、リンパ腫の診断とサブタイプ分類が正確になったことも増加の一因となっています。
つまり、技術と知識の進歩により、「今まで気づけなかったリンパ腫に気づけるようになった」ということです。
今回のプログラムで先生に身につけていただきたいのは、「リンパ腫に気づき、適切な治療をおこなう技術」です。
※ 知っておきたい「猫のリンパ腫の特徴」とは?
猫のリンパ腫でもっとも獣医師を悩ませるのは、そのタイプの多さです。国際的に認められている教科書である、「Small Animal Clinical Oncology」をみてみると、10もの解剖学的サブタイプが記載されています。
猫のリンパ腫の発生部位としては消化器がもっとも多く、次いで縦隔、節性といったタイプがしばしば見られます。
しかし、猫の場合は、鼻、腎臓、喉頭・気管、皮膚など、いわゆる「節外性のリンパ腫」が多くみられる特徴があります。
つまり、どんな部位・臓器にもリンパ腫が生じる可能性があると言えます。
厄介なのは、それぞれの部位で診断、治療方法が異なること。そのため、それぞれのタイプに関して適切な方法を学ぶ必要があります。
そこで今回のプログラムは重要度の高いタイプごとに最適な診療方針がわかりやすく学べるよう構成しました。
※「8つの病型」で猫のリンパ腫の95%以上をカバー
今回のセミナーのテーマは、「猫のリンパ腫診療アップデート」です。ふだんの診療で忙しくされている先生に、2023年時点における最新の猫のリンパ腫診療を効率よく学んでいただけることを目的に制作しました。
本教材で学べる猫のリンパ腫の病型は、合計8つです。
この8つのリンパ腫の病型の診断、治療のポイントを正しく理解すれば、猫のリンパ腫の95%以上をカバーできると、辻本先生はおっしゃいます。その病型は、以下の8つです。
① 大細胞性胃腸管リンパ腫
② 小細胞性腸リンパ腫
③ 節性リンパ腫
④ 縦隔リンパ腫
⑤ 鼻腔リンパ腫
⑥ 気管・喉頭リンパ腫
⑦ 腎リンパ腫
⑧ 皮膚リンパ腫
また今回は、先生に猫のリンパ腫診療を直感的に学んでいただけるよう、クオリティの高い症例画像をたくさん使用しています。 先生もご存じのとおり、リンパ腫の診断の糸口として細胞診は重要です。 見やすいキレイな顕微鏡写真を用いて解説しますので、細胞診のポイントが直感的に学べます。
約3時間で、猫のリンパ腫診療を最新情報にアップデート!「猫のリンパ腫診療2023」の内容とは?
※猫が隠そうとする、こんな病気に気づけますか?
近年、猫における整形外科の重要性が高まっています。その理由は、ひと昔前よりも飼育数が増加したことや、長寿化により筋骨格系の疾患を生じる症例数が増えたことなどが挙げられます。
もし先生が、「猫は室内飼育が多いし、整形外科疾患は減っているのでは?」「ウチの病院にはあまり来ないけど…」と思われているとしたら、要注意。先生は、猫の整形外科疾患を見落としている可能性があります。
※どうやって、異常をみつけるか?
先生もご存じのとおり、猫には痛みを隠す習性があります。そのため、何らかの整形外科疾患を生じていても、犬のような稟告はないことがほとんどです。
また、触診をしても疼痛の表現が不明瞭なケースも少なくありません。つまり、整形外科疾患を生じていても、見落としてしまいやすいのです。
結果的に、痛みが大きくなり足をかばう動作をする、足を引きずるなど、歩き方がおかしくなってようやく気づくことに…。
しかし、検査をしても異常をみつけられないことも少なくありません。このような場合、多くの獣医師は「とりあえず痛み止めを出し、様子をみる」選択をします。
でも、痛み止めでは根本的な解決にはなりませんよね。だからこそ、猫の整形外科疾患を学び、自信をもって診断、治療できるようになってほしいのです。
※遭遇する機会の多い整形外科疾患を厳選収録
この教材で先生が学べるのは、「猫の整形外科手術適用の診断基準」です。でも、ひと言で猫の整形外科疾患といっても、その種類はさまざまです。
簡単に診断でき、すぐに治療ができる疾患もあれば、「どうやって治療すれば良いのか?」と悩んでしまう疾患もあります。
そこで今回は、肘関節脱臼、前十字靭帯断裂、膝蓋骨脱臼、中手骨・中足骨骨折、股関節脱臼など、日常臨床で遭遇する機会が多く、かつ判断と治療に困る整形外科疾患を厳選し、学べるようにしました。
また、手術の適応はもちろん、脱臼のはめ方、術後管理と合併症のポイントなども木村先生のわかりやすい解説で学べます。
先生も、痛みを隠す猫の整形外科疾患に気づき、適切な治療ができるようになりませんか?
※ 学校で学んだことだけでは、猫の歯科診療に100%対応できない…
勉強熱心な先生であれば、この件は知ってのとおりでしょう。
獣医師向けの教科書では、歯科について一般的なことしか書かれていません。実際、歯が悪い猫が来院したとき、教科書を読んでも、何をどうすれば良いかが見えてきません。
歯科臨床における、教科書と現実とのギャップ…
獣医師の多くが、日常の歯科臨床において、あやふやな点や、確固たる自信が持てない部分をお持ちです。先生も、日常の歯科臨床で、何かしらの不安や疑問をお持ちではないでしょうか?
その不安や疑問を解消しようと思い、これまでに、ご自身で獣医歯科を勉強してきたかもしれません。ですが、獣医歯科に関する書籍やセミナーは内科や外科に比べて少なく、得られる情報は多くありませんよね。
「日常臨床で、猫の歯科治療は絶対に必要…」
「でも、実践的な猫の診療技術を学べる機会が多くない…」
弊社はこの問題を解決するために、新たな企画を立ち上げました。
※ 学んでいただきたいポイントはこの3つ
① 猫の歯肉口内炎の原因と治療
猫の歯肉口内炎の治療方法は、
1、口腔内細菌を減らす治療
2、過剰な免疫反応を抑える治療を併せて行う
この2つの治療を同時に行わないと治療効果がありません。
ステロイドを使うと歯肉口内炎が治まるのは、2の過剰な免疫反応を抑えているだけだからです。だから、長期的にステロイドを続けてしまうという間違いが起こってしまいます。
ただ、この2つの治療をおこなっても歯肉口内炎を完全に治す治療方法はありません。すごく改善して、ほぼ完治する猫もいますが、3割程度の猫は治りません。統計的に最良の治療方法は、歯垢の発生場所となる歯の全抜歯です。
このような解説や歯肉口内炎の治療手順を症例写真などを使って、詳しく学べます。
② 猫の吸収病巣の原因と治療方法
3歳以上の猫の50%以上が吸収病巣に罹患しています。また、症状がないことから見落とされることが多い病気です。
そもそも、吸収病巣とは、歯質が吸収(溶けて)され、骨様組織に置き換わる病気です。歯肉で埋められたように見え、歯の一部に歯肉が被ってきます。最も罹患しやすい歯は、下顎の第3前臼歯、上顎の第3前臼歯です。
吸収病巣の原因は明らかになっていませんが、進行性の病変で、若いときから発症する猫もいれば、15歳になっても発症しない猫もいます。1歯に吸収病巣があると他の歯も罹患している傾向があります。
猫の吸収病巣の効果的な予防方法はないですが、炎症が引き金になっていることはわかっています。ですので、そのために行った方が良い予防方法を解説していただきました。また、吸収病巣の治療方法は確立していませんが、このパートでは、戸田先生が行っているステージとタイプによって異なる吸収病巣の治療を学ぶことができます。
③ 猫の抜歯
猫の抜歯は、戸田先生でもできることならやりたくないとおっしゃいます。その理由は、猫は顎がもろい、歯根っこももろい、残根するとひどくなる。そして、歯を抜いたけど縫えない、ちぎれる、、、と、とにかく処置しづらいですよね。
猫の抜歯を犬と同じイメージでやってしまうと残根してしまいます。それもそのはず、犬と猫の抜歯はまったく違うものだからです。犬の抜歯と猫の抜歯は、やり方そのものがすべて違います。猫の抜歯で苦労したことがある先生には、このパートの解説は必見です。
戸田先生がどんな器具を使って、猫の抜歯をおこなっているか? そして、猫の犬歯、臼歯の抜歯のポイントを症例写真を使い、細かい部分まで解説していただきました。戸田先生の猫の抜歯の手順がわかりやすく学べます。
猫の歯科診療に役立つ実践的な技術がご自宅で学べます!「苦手克服!学校では絶対に学べない猫の歯科診療」
これを知らずに猫の歯科診療はできない!猫の歯の特徴
戸田先生が行ってる猫の歯科チェックポイント
猫の歯科・押さえておきたい代表的な疾患と治療
猫の歯周病治療のポイント
猫の口内炎の治療
猫の吸収病巣の治療
猫の抜歯処置
※撮影当日、思わぬアクシデントが発生…
9月某日。その日は、外科手術をテーマにした教材の撮影日。私たちは、プロカメラマンとともに、外科のスペシャリストがいる病院に訪れました。私たちがこれまでに制作した獣医師向けの映像教材は、200を超えます。
しかし、その中でもダントツで制作が難しいのが、手術の教材です。なぜなら、手術を要する緊急の症例は、スケジュールを調整して撮影するのが困難だから。
そのため、多くの場合は、講師に手術を撮影した映像をご用意いただき、その映像に解説を加える形で制作することになります。今回も、その予定で打ち合わせをかさね、座学セミナーのパートを病院内で撮影する手はずでしたが…
※「3時間後に、異物摘出の手術が入りました!」
なんと、撮影当日の朝に突然、手術が入ったのです。しかも、その日おこなう手術は、今回の教材のテーマと同じ「異物摘出」。こんな偶然は、今まで経験したことがありません。撮影の当日、奇跡的に入った手術です。
当然ながら、撮影のやり直しはできませんので、スタッフにも緊張が走ります。カメラの位置や撮影のタイミングなど、大急ぎで撮影準備とリハーサルをおこないました。
そして迎えた手術の時間。その場にいた全員が息を呑み、手に汗を握っていました。今回、先生にご案内する教材はこのような背景から制作された、これまでにない圧倒的な臨場感のある外科手術の教材です。
※外科手術を学ぶ「最高の教材」ができました
今回、先生が学べるのは、「院長1人でできる異物摘出術」です。本教材には、他の外科手術教材にはない大きな特徴が3つあります。
1つめは、高画質の美しい映像であること。本教材は、プロカメラマンにより、縫合糸の動きが目視できるほど高画質な手術映像を収録しました。
2つめは、手術の一部始終が見られること。撮影当日に入った手術では、麻酔の導入、毛刈りからカメラを入れています。それから、開腹、腸切開、異物摘出、縫合、リークテストと、手術の一部始終を撮影、収録しました。
3つめは、術者目線で見られること。本教材は、「まるで自分が手術をしているようだ」と思えるほど、臨場感のある映像であることにこだわりました。そのため、実際に獣医師が執刀する場面では、術者目線で手術の詳細が見られるように撮影しています。
先生も、井口先生に学び、自信を持って異物摘出術ができるようになりませんか?
※ある動物病院に来院したトイプードル
初診時は脇の際に小さな脱毛があっただけでした。診断の結果、トイプードルの飼い主さんはその動物病院の獣医から、外用薬を塗るように指示されました。その結果が下の写真です…。
飼い主さんは、その獣医さんの指示を信じて、外用薬を塗り続けました。その結果がこれです。トイプードルに外用薬を塗り続けることで、皮膚が菲薄化して、ツルツルになってしまいました。
このような動物たちが転院してくる動物病院が京都にあります。
※「串田動物病院に通ったら、治った」
串田動物病院に転院してきた飼い主さんたちは、口をそろえてこのように話します。串田動物病院では、来院の約40%が皮膚病や外耳炎です。
この病院には、他院から転院してくる皮膚病の動物が後を絶ちません。そして、多くの症例が、3ヶ月~半年で治ってしまうのです!
※動物の皮膚病を「悪化させる獣医師」「あっという間に完治させる獣医師」
その違いは、何でしょうか? その違いは、ちょっとしたことです。
串田先生に、あてずっぽうの治療ではなく、適切な治療をおこなうための検査手順をお聞きしました。この3ステップです。
①なるべく初診日に直接検査を行う
②必要ならば抗生物質の感受性検査を実施する
③検査により診断がつけば、治るのか、治らないのか、おおよその治療期間などを飼い主さんに説明する
アレルギー性の疾患なのか? 感染症なのか? 判断できれば、適切な治療を行うことができます。
※皮膚病や外耳炎におけるこんな検査法と診断方法が学べます
※先生を頼ってくる飼い主さんの期待を裏切らないためにも…
先生もご存じのとおり、皮膚病は来院が多い疾患です。また、転院率もナンバーワンと言われています。それだけ、飼い主の悩みも深く、皮膚病の治療は難しいわけです。
ですが、今回お伝えした「串田動物病院」の皮膚病の検査、診断法を学べば、先生は、動物に適切な治療をしてあげることができます。飼い主さんにも自信を持って、皮膚病の診断結果、治療経過を説明することができるようになります。
ぜひ、この機会に、真菌学の裏付けがある、皮膚病の検査、診断法を学びより多くの動物を救い、1人でも多くの飼い主を安心させてあげてください。そして、「皮膚病なら、あの先生が一番」と、地域に評価される病院を目指しませんか?
※こんな経験はありませんか?
先生もご存じのとおり、外耳炎と言えば犬でもっとも多い疾患の一つ。しかし、ひと言で「外耳炎」といっても、その原因はさまざまです。
アトピーをはじめとするアレルギー性のものもあれば、寄生虫や細菌、角化異常、異物、腺疾患、物理的な外傷など、多岐にわたります。
原因を正しく見極め、症例にあった治療をおこなう必要があるため、外耳炎診療に苦手意識をお持ちの獣医師も少なくありません。
また、外耳炎診療は大学の授業で十分に学べなかったため、独学で得た知識と経験をもとに診療をされている獣医師もたくさんいらっしゃいます。
たとえば先生はこれまで、急性外耳炎の診療で…
・耳道内に異常があっても、診断をつけられない
・診察の進め方に自信が持てない
・投薬し続けても、症状が改善しない
・治療薬を変えても、思うような結果が得られない
・その結果、急性外耳炎を慢性化させてしまった
など、このような経験はありませんか?
※どうすれば良いのか?
先生が、日々の診療で忙しくされていることは私達も承知しています。
また、各診療科目の中でも、耳科は死亡リスクのほとんどない分野です。そのため、耳科だけに多くの勉強の時間を割くのも現実的ではないかもしれません。
しかし、症例数が多く、遭遇率が高い疾患だからこそ、確かなエビデンスのもと、自信を持って診療したいと思いませんか?
もし、「そうだ」と思っていただけたのなら、今回のご案内は重要です。
なぜなら、忙しい一次診療施設の先生のために、症例に合わせた最新の外耳炎診療アプローチを約90分で学べる教材をご用意したからです。
この教材に学べば、もっと自信を持って犬の外耳炎に向き合えるようになります。
講師は、耳科診療のエキスパートであり、獣医耳科研究会会長(VEP:耳研)を務める田中先生です。
※急性外耳炎診療における
「3つのポイント」
外耳炎診療にはさまざまなポイントがありますが、その中でも特に重要になるものが3つあると田中先生は言います。
まず1つめは、「できるだけ早く診断すること」。なぜなら、急性外耳炎は診断が遅れることで慢性化のリスクが高くなり、飛躍的に治療が難しくなるからです。
2つめは、「必ず耳道洗浄すること」。これは細菌の増殖を防ぐことと、点耳薬の効果を最大限に引き出すことが目的です。
3つめは、「安易な投薬をしないこと」。とりあえず点耳薬のような治療は、急性外耳炎を難治化させるリスクが高いので注意しなくてはなりません。
これら3つは、急性外耳炎の慢性化を防ぐ上でもっとも重要になるポイントです。
先生も、田中先生から外耳炎診療アプローチを学び、もっと自信を持って診療できるようになりませんか?
90分で最新の外耳炎診療が学べる!一次診療施設のための「犬の外耳炎診療マニュアル」の内容とは?
※近年、大きく変わった膵炎の診断メソッド
先生が、膵炎の診断方法を学ばれたのはいつ頃でしょうか? 膵炎の診断は、この10年ほどで目まぐるしく変化し続けてきました。例えば、Spec cPLやv-LIPの登場は、膵炎の診断を大きく変えた一因です。
ひと昔前は、膵炎を診断しようと思うとアミラーゼや特異的でないリパーゼ、そして超音波検査を駆使し総合的に判断していく必要がありました。しかし今は、Spec cPLやv-LIPが利用できるため、膵炎と診断するケースが大変増えたと思います。
確かに診断はしやすくなりましたが、しかし良いことばかりではありません。実は、膵炎と過剰診断しているケースも増えています。
※こんな経験はありませんか?
例えば先生は、「食欲不振や嘔吐などの症状はないが、院内のv-LIPが高い」「v-LIPが高いのだから、膵炎に違いない」「よし、低脂肪食の給餌をスタートしよう」このような診療をした経験はありませんか?
先生の心の中では「症状も無いし、膵炎として診断して良いのかなぁ」と、もやもやする事も実は多いのでは無いでしょうか? このような臨床で頻繁に遭遇する疑問を、この際スッキリさせませんか?
本映像教材では、実臨床で遭遇する「臨床的な膵炎」の臨床診断メソッドをご紹介します。
※グローバルスタンダードな膵炎の診断メソッド
今回、先生が学べるのは、膵炎の臨床診断のグローバルスタンダードです。グローバルスタンダードは、ハッキリと教科書に記載されているものではありません。しかし、近年の研究論文の組み入れ基準をチェックすることで明らかにできます。
犬の膵炎であれば、そのポイントは3つです。①少なくとも、2つ以上の消化器症状 ②Spec cPLの上昇 ③超音波検査で膵炎に好発する所見の存在の3つです。ここで、1つ注意点があります。
それは、この3つは並列の条件として扱うものではないということ。グローバルスタンダードでは、まず、①の「2つ以上の消化器症状があること」が診断の絶対条件となります。
それに加えて②のSpec cPLの上昇、または③の超音波検査による異常所見(もしくは②と③両方の異常)があることを診断基準としています。この違いを正しく理解することが、膵炎の診断精度を上げる第一歩です。
今回の教材では、膵炎の診断のグローバルスタンダードはもちろん、膵炎をどのように考えるべきか、症例を見ながらわかりやすく学べます。
数値に惑わされず、正しく膵炎を診断できる!グローバルスタンダードな膵炎の臨床診断メソッドとは?
※なぜ「腎臓摘出術」なのか?
「腎臓の摘出ならできるよ」と思われたかもしれません…が、ちょっと待ってください。例えば先生は…
必ずしも「腎臓をひっくり返すのが正解でない」こと。
教科書に載っている腎臓の模式図には「重要な血管」が割愛されている。
腎臓にベッタリ張り付いている血管の処理方法。
腎臓の脈管には、基本形の他にも 「複数のバリエーション」がある。
経験の浅い獣医師が「手術で失敗しがちなポイント」。
もっと外科手術を楽しめるようになる方法。
これらのことをいくつご存じですか?もし、1つでも知らないことがあるのなら、この教材で学べる内容はとても重要です。
※外科のスキルアップを目指す先生にオススメです
たとえば、今お話した「腎臓をひっくり返す」手術のやり方。この方法は、教科書に載っている一般的な腎臓摘出の術式です。
しかし、症例の中には、動脈は止めたいけれど、「腎臓が大きくなりすぎている」「開腹はできるだけ小さくとどめたい」「残った尿路には影響を出したくない」症例もいます。
このような症例には、腎臓をひっくり返す術式は不向きです。これらの症例の腎臓を安全に摘出するには、今回の教材で学べる、腎臓をひっくり返さずに動脈を止められる、「腎門部先行アプローチ」が有効になります。
※腎臓摘出術の基礎から実践まで網羅
今回の教材は、腎臓摘出術に必要な知識を網羅しています。
まずは、肝臓の外科解剖学です。教科書によくある平面的なイラストではなく、立体的な3DCGでわかりやすく解剖を学べます。
また、腎臓摘出術は開腹から腫瘍の摘出、縫合まで、その一部始終を収録しており、手術のポイントは細谷先生がわかりやすく解説してくれます。
今から腎臓摘出術を学ぶ先生はもちろん、ある程度やり慣れている先生にも新しい発見があるはずです。先生も、最新の知見に基づいた安全な腎臓摘出術を、この教材で学びませんか?
開腹から腎臓の摘出、縫合までの一部始終を完全収録!教材の内容をご紹介すると…
※「クッシング症候群」の診療に自信がありますか?
先生もよくご存じのとおり、クッシング症候群は犬に多くみられる内分泌疾患です。
プードルやダックスフント、ヨークシャーテリア、マルチーズなどが好発犬種として知られており、中齢~高齢犬に発症の割合が高い傾向があります。
比較的ポピュラーな疾患ですが、診断の手順が複雑なうえ、治療法の異なる下垂体性と副腎腫瘍性の2種類があるため、苦手意識をお持ちの獣医師もたくさんいます。
もしかすると、先生にも心当たりがあるかもしれませんが、心配はいりません。
なぜなら今回、最新のクッシング症候群の診療アプローチが学べる教材をご用意したからです。
※ こんな症例に対応できますか?
ひと言で「クッシング症候群」といっても、さまざまなタイプがあります。
たとえば、ALP値が上昇しているにもかかわらず、臨床症状がほとんどあらわれないグレーゾーンの症例。
また、食欲不振(または廃絶)にもかかわらず、クッシング症候群の臨床症状がみられるという、矛盾した症状を示す症例もいます。
他にも、クッシング症候群に併発疾患を発症している症例など、これらのタイプは診断法も治療法も異なります。
大事なことは、さまざまなタイプのクッシング症候群を正しく見極め、症例にあった適切な治療をおこなうことですが…、
※ 最新のクッシング症候群の診療アプローチ
クッシング症候群の診療アプローチは、今もなお進化し続けています。
診断はひと昔前よりもはるかに正確になり、さまざまなタイプのクッシング症候群を治療できるようになりました。
内科療法に用いられるトリロスタンも、副作用のリスクが低い安全な使い方が知られるようになりました。
つまり、先生が「クッシング症候群の正しい診断、治療法を知っているかどうか」で、動物と飼い主さんのQOLは大きく変わるのです。
この教材では、最新のクッシング症候群の診療アプローチはもちろん、多数の症例解説で実践的な治療法をわかりやすく学べます。
それだけではありません。今回は、最新の副腎皮質機能低下症(アジソン病)の診療アプローチやインフォームドコンセントのコツも一緒に学べます。
先生も最新のクッシング症候群の診療アプローチを学び、動物と飼い主さんのQOLを向上させませんか?
※1番多い皮膚疾患とは?
先生もご存じのとおり、皮膚疾患にはさまざまな種類があります。外耳炎にアレルギー、アトピー性皮膚炎、マラセチア性皮膚炎、甲状腺機能低下症など、先生もこれらの皮膚疾患症例をたびたび診療していると思います。
では先生は、もっとも多い皮膚疾患が何かご存じですか?もっとも多い皮膚疾患とは、1番遭遇する機会の多い皮膚疾患のこと。つまり、この疾患の診療技術は、皮膚科においてもっとも学ぶ価値の高いものと言えます。
そして、そのもっとも多い皮膚疾患こそが、「膿皮症」なんです。
※膿皮症の併発による「3つの深刻な問題」とは?
膿皮症は、炎症疾患や内分泌疾患などに併発する特徴があります。膿皮症が併発すると、3つの深刻な問題が生じます。
1つめは、背景となる疾患の診断が難しくなること。併発した膿皮症の炎症は、背景となる疾患に覆いかぶさるようにあらわれるため、背景となる疾患を隠してしまうのです。2つめは、難治化すること。痒みを上手くコントロールできない場合は、膿皮症を見逃している可能性があります。3つめは、長期の投薬を余儀なくされること。正しい診断にたどり着けず、難治化すると、痒み止めを継続して投薬することになります。
このような治療は痒み止めを投薬され続ける犬猫はもちろん、飼い主さんの経済的負担にもなります。先生にとっても、飼い主さんの信頼を失うリスクがあります。つまり、誰にとってもメリットのない治療を続けることになるのです。
※最新の膿皮症の診療アプローチを100分で習得
皮膚科診療のエキスパートである島崎先生は、「膿皮症の診断、治療こそが、皮膚疾患治療の第一歩である」とおっしゃいます。なぜなら、最初に併発した膿皮症を取り外さなければ、膿皮症に隠されたアレルギーの皮疹がみえないからです。
そこで今回は、診断、治療法の異なる3種類の膿皮症(①表面性膿皮症、②表在性膿皮症、③深在性膿皮症)の診断と治療のポイントをわかりやすく解説した教材をご用意しました。
約100分の動画では、各膿皮症の診療のポイントはもちろん、細胞診のやり方や膿皮症の犬をモデルに使った島崎先生のデモンストレーションもご覧いただけます。
※先生も最新の膿皮症の診療アプローチを学び、皮膚疾患診療の苦手意識を克服しませんか?
※こんな見落としやすい画像診断をしていませんか?
X線検査と超音波検査は、日常診療に欠かせない重要な検査です。これらの画像検査を用いれば、骨折や呼吸器疾患、腹部疾患、消化器疾患など、数多くの疾患をスピーディに診断できます。
また近年は、肺や椎体、頭部などの高度な検査のため、CT装置を導入する一次診療施設も少しずつ増えてきました。きっと先生も、日々の診療に画像検査を活用していると思います。
これらの検査モダリティを診断に活かすには、優れた画像描出の技術はもちろん、描出した画像を読み解く「読影スキル」も重要になりますが…
※どのように画像を解釈するのが正解なのか?
もし先生が画像診断をするとき、「直感や経験を頼りに読影する」「血液検査などの結果から、疑われる疾患の徴候を探す」など、このようなやり方をしているのなら注意が必要です。
なぜなら、これらの画像診断のやり方は、疾患の見落としや誤診のリスクが高いから。そもそも画像診断は、主観的な評価になりやすく、頭の中にある疾患に寄せた診断をしやすい特徴があります。
そのため、画像をちゃんと読影しているつもりでも、無意識のうちに都合の良い解釈をしていることも少なくありません。
疾患の見落としや誤診を減らすには、直感や経験に頼るのではなく、客観的かつ体系的な画像診断が重要になるのですが…
※見落としのない画像診断を3時間でマスター
今回の教材の目的は、「画像診断をロジカルにできるようになる」ことです。ロジカルな画像診断とは、直感や経験に頼らない体系的な画像診断のこと。
つまり、極めて疾患の見落としや誤診リスクの低い画像診断の技術と言えます。講師の石川先生は、これまで17,000を超える症例の画像診断をおこなったエキスパートです。
今回は、その石川先生に「これだけは知っておいてほしい」ポイントをわかりやすくまとめていただきました。
約3時間のセミナー動画では、画像診断の基本はもちろん、日常診療でよく遭遇する疾患を例にたくさんの症例解説もしていただいています。
X線検査、超音波検査はもちろん、CT検査の画像診断のコツも収録していますので、この教材一つで見落としのない画像診断術をマスターできます。
先生も直感や経験に頼らない「ロジカルな画像診断」で疾患の見落としを減らしませんか?
※どうやって腫瘍性疾患を診断するか?
近年、獣医療の進歩により、動物はどんどん長寿化しています。それにともない、高齢の動物の多くに発生しているのが、がんをはじめとする腫瘍性疾患です。今では、動物の死因の1位ががんであることは、先生もよくご存じでしょう。
また、ひと言で腫瘍性疾患といっても、発生する部位はさまざまです。たとえば、体表にある腫瘍なら、手で触ったり目視で見つけることができます。他にも、肝臓や腎臓の場合は、画像検査から発見されたりしますが…
※もし画像から病変が発見されたら?
病変を見つけた後の対応は、獣医師によりさまざまです。「その病変が良性なのか、悪性なのか?」をご自身で検査する先生もいれば、すぐに二次診療施設に紹介する先生もいらっしゃいます。こうするのが正解だ、という答えはありませんが、少し考えていただきたいのです。
画像検査で発見した病変が「がんなのか、がんではないのか?」もわからないまま二次診療施設に紹介するのは、飼い主さんと動物にとって大きな負担だと思いませんか?
もし、紹介先の病院で検査した結果、積極的な治療の必要がない良性病変であれば、かかりつけ医としての信用を低下させる要因のひとつになりかねません。
だからこそ、画像検査で病変を見つけた場合、検査をしないまま二次診療施設に紹介するのではなく、可能な限りその先の検査を実施できるようになっていただきたいのです。
※生検の基本から実践、「模擬生体の作り方」も解説
今回の教材の目的は、「自信を持って生検を実施できるようになる」ことです。中堅獣医師はもちろん、1年目、2年目の若い獣医師にも知っていただきたい内容になっています。
約100分のセミナー動画では、まず、生検の基本や適応、具体的な生検(FNA、パンチ生検、ニードルコア生検など)のやり方を学んでいきます。
それから、エコーガイド下生検、CTガイド下生検など、画像診断装置を使用した生検のテクニックを宇塚先生の実技映像を見ながら習得していきます。
また今回は、生体を使わなくても生検を練習できるよう、どこでも安価に手に入る素材を使った模擬生体の作り方もご紹介します。この方法なら、くり返し生検を練習できますので、もっと自信を持って生検を実施できるようになります
※「こんなに簡単だったのか!」先生も宇塚先生から、模擬生体の作り方と生検の技術を学びませんか?
※意外と知られていない「超音波検査の得意分野」
副腎皮質機能亢進症や副腎腫瘤、甲状腺機能低下症など。これら内分泌系の疾患は、幅広い年齢の犬猫にみられます。きっと先生の病院にも、内分泌の病気が疑われる犬猫がたびたび来院すると思います。
では、先生はふだん、どのように内分泌疾患を診断していますか? 一般的に内分泌疾患の診断には、ホルモンの測定や内分泌学的な検査が用いられます。きっと先生も、同じようなやり方で診断していると思います。
しかし、内分泌疾患には、知っておきたい特徴があります。それは、「機能の変化」がそのまま「形態の変化」としてあらわれること。そのため、リアルタイムに形態の変化を捉えられる超音波検査は、とても有効な検査になるのです。
※先生は、もう、使いこなせていますか?
今回の教材を制作するとき、滝口先生は、こうおっしゃいました。副腎や甲状腺、上皮小体などのホルモンを産生する部位は、「超音波検査が得意とする分野である」「だから、もっと積極的にチャレンジしてほしい」と。
しかし、内分泌疾患の診断に超音波検査を活用できている獣医師は、それほど多くありません。これって、すごくもったいないと思いませんか?超音波検査で描出した画像を正しく判断できれば、良性なのか、悪性なのか。
また、臓器の大きさや形、血流情報、脈管浸潤、周辺臓器への波及など、たくさんの情報を得られます。これらの情報を整理すれば、「確定診断のためには、次にどんな検査が必要なのか?」を適切に判断できるはず。
だからこそ、内分泌疾患の超音波検査のコツを学び、日々の診療に活かせるようになってほしいのです。
※描出から読影、評価、診断のポイントまで徹底解説
今回の教材は、①内分泌疾患(副腎、甲状腺、上皮小体)の超音波検査、②腎泌尿器系疾患の超音波検査の2つのテーマで構成されています。
約200分のセミナーでは、解剖の基本からプローブの握り方と当て方、正常所見を判断するポイント、異常所見をピックアップするコツ、診断の注意点など、盛りだくさんの内容を滝口先生のわかりやすい解説で学べます。
さらに、診療を疑似体験できる実際の症例も多数ご紹介しています。先生も、内分泌疾患と腎泌尿器系疾患の超音波検査を学び、もっとたくさんの動物の生命を救えるようになりませんか?
約200分の大ボリューム!大学では学べない実践的な超音波検査のやり方がご自宅で学べます…
※ 人気の犬種に多い「無視できない疾患」
ひと昔前と比べると、犬猫の交通事故による骨折は減少傾向にあると言われています。
しかし、都市部では、異なる原因による骨折症例が増えているのは、お気づきでしょうか?
室内飼育されているトイプードルやチワワ、ポメラニアンなどの小型犬は骨が細く、衝撃に弱いため、数十センチの高さから落ちただけでも骨折するケースがあります。
たとえば、先生の病院にも、「椅子から飛び降りて着地に失敗した」「抱っこ中にあやまって落下した」など、こんな事故で来院する症例がいると思います。
近くに専門の二次診療施設があれば紹介することもできますが、地方など紹介先がない場合は、先生ご自身で骨折の治療をおこなう必要がありますが…
※ 骨折の治療に自信がありますか?
ひと昔前まで、「骨折は治らない病気だ」と考えられていました。
とくに小型犬に多くみられる前肢の骨折は、骨が細いだけでなく、力のかかりやすい部位でもあります。その上、固定が難しく感染症のリスクもあるため、治療は困難と考えられてきたのです。
もしかしたら、今も、同じように考えている獣医師もいらっしゃるかもしれません。
しかし、結論から申し上げると、これは大きな勘違いです。
なぜなら、正しい評価と適切な治療をおこなえば、骨折以外の疾患のない健康状態の良い犬猫なら、ほぼ100%癒合できるからです。
※ 癒合率99.2%の整形外科専門医の治療技術
森先生が経営するONEどうぶつ整形外科センターは、2021年の「獣医師が選ぶ信頼できる動物病院ランキング【整形外科編】」で1位に選ばれました。
その優れた治療技術は、癒合率99.2%を誇ります。
なぜ、これほどまでに高い癒合率を達成できるのか?
その秘密は、外科の技術はもちろん、あるいはそれ以上に、手術の前段階の評価と治療計画に力を入れていることにあります。
今回の教材では、癒合プロセスや診断のポイント、治療計画の立て方など、手術前に必要となる骨折治療の基本から、症例解説まで、適切な骨折治療プランが学べます。
先生も、森先生の骨折治療プランを学び、癒合率100%を目指しませんか?
※ 人気の犬種に多い「無視できない疾患」
ダックスフントやフレンチブルドッグ、ウェルシュコーギー、ビーグル、トイプードルなど。
どれも日本で人気のある犬種ですよね。
きっと先生の病院にも、毎日のように来院していると思います。
これらの犬種は「軟骨異栄養性犬種」と呼ばれ、軟骨が変性しやすい特徴があります。
そのため、椎間板ヘルニアを発症しやすいのは、先生もご存じのとおりです。
中でもダックスフントは、他の犬種に比べて12.6倍も椎間板ヘルニアを起こしやすいとの報告もありますが…
※ 椎間板ヘルニアの治療に自信がありますか?
椎間板ヘルニアは、人気の犬種に多くみられるため、遭遇する機会も多い疾患です。
しかし、椎間板ヘルニアは治療にとても時間がかかる上、合併症や再発のリスクもある厄介な疾患でもあります。
治療が上手くいけば良いですが、思うように歩行回復しない場合、「本当に正しい治療ができているのか?」と、悩むこともあるでしょう。
もし先生が、「椎間板ヘルニアの正しい治療法を知りたい」「もっと自信を持って椎間板ヘルニアを治療したい」など、こう思われるのなら?
今回、先生にお伝えする内容はとても重要になります。
※ 95%以上を回復させる小動物外科専門医の技術
椎間板ヘルニアは、たとえ後肢が麻痺した重度な症例でも、適切な治療をおこなえば95%以上を歩行回復できると相川先生は言います。
大事なことは、正確に診断し、適切なタイミングで効果的な治療をおこなうことです。
今回の教材では、椎間板ヘルニアの診断と治療まで、相川先生のわかりやすい解説で学べます。
先生も、小動物外科専門医の診療技術を学び、もっとたくさんの椎間板ヘルニア症例を救いませんか?
重度の椎間板ヘルニア症例の95%以上を歩行回復させる、小動物外科専門医の診療技術とは?
※こんなリスクの高い対応をしていませんか?
たとえば、ハーハーと苦しそうに開口呼吸する猫が運び込まれたとき。先生なら、こんな救急症例にどう対応しますか?
もし、「酸素室に入れて安定するのを待つ」という選択をしているのなら、先生はとてもリスクの高い対応をしていると言えます。たしかに、酸素室に入れれば猫のストレスは軽くなるかもしれません。
しかし、酸素室では検査ができません。当然、開口呼吸の原因もわからないため、酸素室に入れているうちに、どんどん病態が悪化するリスクがあるのです。そのため、救急の現場では、酸素室に入れることはほとんどありません。
※どうすれば、救急症例を救えるのか?
先生は「FAST」と呼ばれる救急エコーの技術をご存じですか?
FASTは、救急医療で使用されるエコーの技術であり、人医療では、主に外傷患者の検査に用いられるテクニックです。メリットの多い検査法であることから、獣医療においても救急症例を救う上で必要不可欠なエコー技術となっています。
もし先生が、「もっとたくさんの症例を救いたい」と思われているのでしたら、ぜひFASTを習得していただきたいのです。では、一般的なエコー技術とは何が違うのでしょうか?
※救急エコー「FAST」の大きなメリット
FASTには、大きなメリットがあります。それは、簡単に実践できること。
FASTは貯留液(心嚢水、胸水、気胸、腹水など)を検出するのが目的の検査です。そのため、心エコーのように狙った断面をキレイに描出する技術はいりません。
一通りの検査に必要な時間は、わずか3分ほどです。検査に慣れると、たった数秒プローブを当てるだけで貯留液を検出できます。
検査はアルコールで毛を分け、プローブを当てるだけなので、毛刈りの必要もありません。
今回の教材では、救急エコー「FAST」の基本から実践にくわえ、救急エコーを実施する前の段階で必要になる「ショックの見抜き方」など、一連の救急アプローチも、川瀬先生の実技映像を見ながらわかりやすく学べます。
先生も救急エコー「FAST」を習得し
もっとたくさんの救急症例を救いませんか?
※なぜ「とりあえず検査」はNGなのか?
忙しい臨床現場では「こういう時には、こういう検査をして、この治療をする」といったパターンでの診療をされているのではないでしょうか。
例えば「下痢の症例が来院したら、まずこういう検査をする」「その結果がこうであれば、この薬を処方する」というパターンです。
では、パターン化された「とりあえず」の診察でうまく確定診断にたどり着けなかった場合は、どうすればいいのか? それには、先生の経験パターンから診断仮説が思いついたら、確定せず、患者の臨床徴候と似通った症状を上げる必要があります。
たとえば、Aという症状と診断仮説が思いつきました。Aと確定する前に、似通った症状の可能性はないのか、考慮し、B,Cといった症状があるなら、B,Cでない可能性も考えないといけません。
※どうすればいいのか?
今回、先生が学べるのは、臨床推論を用いた体重変化(減少、増加)から診断を導く方法です。学んだ知識を臨床の現場でどう活かすのか、その具体的な方法を犬猫の「体重の変化」を例にご説明します。
なぜ、体重の変化なのか? もしかしたら、こう思われたかもしれません。確かに体重の変化を主訴に来院する症例は、それほど多くありません。しかし、下痢や嘔吐などに付随する問題としては、とても多くみられます。
さらに体重変化の原因をよく調べると、そこに思いもよらない病気が隠されていたケースも少なくありません。
※体重の変化は、体重だけみているだけではダメ
体格や栄養状態の評価というのは、体重だけでなく、BCS(ボディコンディションスコア)、MCS(マッスルコンディションスコア)、これらをみて、総合的に評価していく必要があります。
ひと言で「体重の変化」といっても、体液や脂肪、骨格筋、各臓器、骨など、何が増減したのかで、疑われる疾患が大きく変わるからです。
今回の教材では、臨床推論の基本を学んだあと、体重減少の実際の症例から、その思考の活かし方も学んでいただきたいと思い、石川先生に症例解説もしていただきました。症例解説(犬3症例、猫2症例)で、臨床現場での活かし方を身につけていただけます。
臨床推論の基本と体重変化を学んだあと
犬猫の「体重の変化」を例に臨床現場での活かし方を学べます
※肝臓腫瘍を安全に摘出できますか?
近年、伴侶動物の高齢化により、肝臓に腫瘍が見つかる症例が増えてきました。
手術が必要かどうかを正しく見極め、必要であれば肝臓腫瘍を摘出する必要があります。
もし、先生が「安全に摘出できるようになりたい」「今のやり方が本当に正しいのか、自信が持てない」など、こう思われたのなら、この教材で学べる内容はとても重要です。
※外科が専門外の先生も、ご覧いただきたい内容です
安全に肝臓腫瘍を切除したい先生だけでなく、外科が専門外の先生も知っていただきたい重要な知識が盛り込まれています。
例えば「紹介先の二次診療施設でどんな治療がおこなわれるのか?」「本当に手術が必要なのか?」「合併症のリスク」「予後」などです。
外科が専門外の先生も、今回の内容を正しく理解していただければ、紹介先で活用しやすい画像検査ができるだけでなく、紹介先の獣医師と踏み込んだディスカッションもでき、結果的に症例の治療期間の短縮に繋がります。
※肝臓腫瘍摘出の基礎から実践まで網羅
今回の教材は、肝臓腫瘍の摘出に必要な知識を網羅しています。
まずは、肝臓の外科解剖学です。教科書によくある平面的なイラストではなく、立体的な3DCGでわかりやすく解剖を学べます。
また、肝臓腫瘍摘出術は開腹から腫瘍の摘出、縫合まで、その一部始終を収録しており、手術のポイントは細谷先生がわかりやすく解説してくれます。他にも、起こりうる合併症とその対処法もご説明します。
今から肝臓腫瘍摘出術を学ぶ先生はもちろん、ある程度やり慣れている先生にも新しい発見があるはずです。先生も、最新の知見に基づいた安全な肝臓腫瘍摘出術をマスターしませんか?
開腹から腫瘍の摘出、縫合までの一部始終を完全収録!
肝臓腫瘍を安全に摘出する秘訣とは?
※気管虚脱の診断・治療に自信がありますか?
気管虚脱は、トイプードルやチワワ、柴犬、ポメラニアンなど、人気のある犬種に多くみられる病気です。先生も日常診療でたびたび気管虚脱の症例に遭遇していると思います。
では先生は、気管虚脱の診断・治療に自信がありますか? もし先生が、「気管虚脱は、治らない病気だ」「とりあえず、気管支拡張薬やステロイドを投与して様子をみている」など、こう思われたのなら? 気管虚脱に対する先生の認識を再考してください。
なぜなら、治療技術の進歩により、気管虚脱は治療できない病気ではなくなったからです。正しく診断して、適切に処置すれば、治療できる病気です。
※どうやって、治療するのか?
気管虚脱の症状が軽い場合や重症度が低い症例では、内科的治療が推奨されています。
内科的治療は、鎮咳薬、去痰剤、気管支拡張剤、ステロイドなどを使い、咳や異常呼吸音などの症状を軽減させるのが目的です。
しかし、咳のある症例に「とりあえず鎮咳薬」を使うのはNGです。なぜなら、むやみに鎮咳薬やステロイドを投与すると、気道内に炎症物質や感染病原体が停滞してしまい、より状況を悪化させる恐れがあるからです。
また、内科的治療に反応しない症例や、呼吸困難をともなう重度の気管虚脱の症例には、診断を確定させ、重症度を把握した上で内科以外の治療が必要になります。
気管内ステント設置術の最大のメリットは、非侵襲的で、知識と技術があれば短時間でステントを設置できること。しかし、必ず合併症への対処法を知っておかなくてはなりません。
※世界トップクラスの治療成績を誇る獣医師の技術
この教材の講師である末松先生は、日本を代表する動物呼吸器外科のスペシャリストです。
末松先生は、アメリカの権威あるジャーナルVeterinary Surgeryにアジアから唯一気管虚脱の論文を掲載されている獣医師であり、外科治療の成績は世界トップクラスです。
今回は、末松先生から診断アプローチ、治療に関しては内科と外科、両方を学べます。また、末松先生の「思うように治療が奏功しなかった」「必ずしもベストな治療選択肢とは言えなかった」という症例もご紹介しています。
それは…「これから気管虚脱の診療を学ぶ先生に、同じ失敗をしてほしくない」という末松先生の思いからです。あらかじめ治療が奏功しなかった症例を知っておくことで、先生は、同じような失敗を事前に回避できるはずです。先生の今後の診療に、ぜひお役立てください。
先生も、最新の気管虚脱治療を学び、もっとたくさんの動物の生命を救いませんか?
世界トップクラスの治療成績を誇る末松先生から
「気管虚脱治療の診断・治療」学びませんか?
ある獣医師が飼い主へ実施したアンケートによると、80%以上の飼い主が、鎮痛薬を希望している事実が明らかになりました。しかし、実際の臨床現場ではどうでしょうか?
もうひとつの調査では、「術後の疼痛管理をルーチン(日常的)に実施しているか?」という質問にたいして、「実施しない」が65%でした。
つまり、多くの飼い主が周術期の鎮痛剤の使用、術後の処方を求めているのに、獣医師の多くが、疼痛管理(特に術後処方)において、まだ充分ではないことがわかります。
※ 何が原因で、このような状況になるのか?
その答えを知るうえで、もう一つの調査データがあります。術後の疼痛管理で一般的な「NSAIDs」を使用しない複数の獣医師へ、その理由を回答していただくアンケートを実施したのですが、「副作用」を理由に、投薬しない判断をする先生が多かったのです。
たしかに、副作用は恐ろしく避けてとおりたい問題ですが、欧米の獣医療では、疼痛管理が重要視されています。また、術後の鎮痛を求める飼い主は、すでにたくさん存在しているわけです。
しかし、充分な疼痛管理を提供する動物病院は、まだ多くない…。このような事実を考えると、開業獣医師として、周術期の疼痛管理をルーチン化することは、今後、無視できない事実だとおもいませんか?
「でも、疼痛管理において知識に曖昧な点がある」「副作用についても、気になることが多々ある」と思われたならば、ご安心ください。年間3 000件の麻酔症例に対応する佐野先生から、犬猫における安全な周術期疼痛管理が学べるようになりました。
このセミナーDVDで学べば、先生も、「NSAIDs」の使用で腎障害や腎機能への影響を、それほど考慮しなくてよい理由が明らかになります。年間3000件の麻酔症例で実証済み!副作用リスクの低い周術期疼痛管理が学べるセミナーDVD↓
“あるフレンチブルドッグの実話です…
その子は、短頭種症候群(軟口蓋過長、狭窄性鼻孔)を抱えていました。
ワクチンを打つ時のちょっとの興奮でチアノーゼになるほど、ひどい症状です。
どう考えても手術は難しそうな状態でしたが、しばらくして、その子は散歩や運動、遊びを全力で楽しめるようになりました。
先生は、その理由がわかりますか?
“短頭種の狭窄性鼻孔を手術するときは…”
メスを使った手術が必要ですが、出血が多くなり術野が悪くなります。
このような悪条件もさることながら、奥の軟骨を拡大することは、とても難しいですよね?
手術後の傷口がキレイに治るかどうかも気になります。
しかし、想像してみてください。
もし、出血が少なく、縫合が不要で、術後の痛みや腫れが少ない技術があったなら?
実は、このような治療法は、すでに存在しますが
“残念ながら日本では、普及していません”
その治療技術とは「レーザー」です。
日本では、ほとんどの獣医が使いこなせませんが、欧米やヨーロッパではかなり治療技術が進んでいます。
たとえば、最新のレーザー手術を使えるようになれば?
先生は、短頭種症候群、猫の難治性口内炎、猫の抜爪術、腫瘍切除、肛門切除、エントロピオン、消化器外科、泌尿生殖器外科、イボなどの腫瘤で、もっと簡単、安全、迅速に質の高いオペができます。
今回、アメリカレーザー外科認定医の資格を持ち、多くの難症例をレーザーで解決してきた関先生より、セミナーDVDにて、その技術を教えてもらえます。
「レーザーってどうなの?」と思う先生には、今後の導入方針を決める判断材料になりますし、すでにレーザーをご使用の先生にとっては、これまでにない治療技術が学べるDVDです。
ただし、在庫は先着200名様限りなので、お申込みはお急ぎください。
猫の口内炎や、短頭種症候群などの難症例で、動物、飼い主、獣医師の3者が喜ぶ最新技術をわかりやすく解説↓↓
“先生は、こんな経験ありませんか?”
もし、眼球突出、異所性睫毛、眼瞼内反、角膜潰瘍、難治性角膜炎などの動物が来院したら…。
先生は自信を持って対応できるでしょうか?
このような場合、無理をせず眼科に強い医院を紹介すべきですが、この手紙をお読みの先生であれば「あらゆる診療科目で、優れた結果をだせるようになりたい!」という向上心をお持ちのはず。
今回は、そんな先生のために、日本獣医臨床眼科研究会の副会長を務める西先生を講師に迎え、一般開業医でも、1次診療である程度の眼科検査、診療ができるようになるためのDVD教材を製作いたしました…
“眼科における疑問、不安を1日で解決!”
DVD教材では、西先生から、「失敗しない眼科検査、診断法」と、専門医でない先生でも明日から実践できる「8つの前眼部手術」が学べます。
30年以上、膨大な数の眼科臨床を経験してきた西先生の眼科臨床技術は、とてもわかりやすく再現性の高いものばかり。
具体的にDVDでは、犬と猫を患者モデルに、実演形式で検査と診断法が解説されますから、先生は、眼科でよくある誤診を防げるようになります。(西先生が今までの経験に基づいた結果です。)
また、8つの症例に絞り込んだ比較的簡単な前眼部手術についても学べますから、自信を持って取扱える症例を拡大できるようにもなります。
まさに、眼科臨床の基礎から応用までが、オールインワンで学べる教材。
今回のご案内は、9 254件の動物病院にお送りしておりますが、DVDの在庫は先着200名様限り。
日本獣医臨床眼科研究会の副会長を務める西先生のセミナーは、毎回人気が高く、今回の教材もかなりのお申し込みが予測されますので、お申し込みはお急ぎください。
収録された技術の一部をご紹介すると…
日本獣医臨床眼科研究会の副会長が、すぐに使える眼科検査、診断、治療法を、実演形式でわかりやすく解説↓↓
■明室検査と暗室検査の実演
■明日からできる前眼部8つの手術
「正直、外科臨床で迷うことが多い…」
先生も、外科臨床で、何かしらの不安や疑問をお持ちではないでしょうか?
これは仕方のないことと言えるでしょう。
なぜなら、臨床現場に直結した外科技術は、大学や代診時代では、なかなか学ぶことができない現実があるのですから。
当社は、この問題を解決するため、国内で約60 名しか認められていない「日本小動物外科設立専門医」の遠藤先生を講師に迎え、実践的な外科技術が学べるDVD 教材の2作目を製作いたしました。
今回のDVD では前作とは違い、椎間板ヘルニアやインターロッキングネイルなど、新たな技術を盛りだくさん収録しておりますが…
「たとえば、ヘルニアではこんな治療法が…」
遠藤先生の医院では、椎間板ヘルニアにおけるほとんどのケースで手術をやらず、内科療法で回復できているとおっしゃいます。
他にも、「猫の口内炎は、レーザー治療で簡単に治せる」
「膝蓋骨脱臼整復術は、ラフに縫合したほうが良い」「 IIN において多くの先生が、
破損しやすいネイルを選ぶ傾向がある」など…今回のDVDでも、先生は、「もっと早く知っておけばよかった!」と思える、有益な外科技術をたくさん手に入れられます。
30年の臨床経験から得た遠藤先生の外科技術は、学校や市販の書籍、講習等では学べません。
DVD を通して、先生は、いままで聞くに聞けなかったことや、知らなかったことを吸収し、さらに自信を持って外科に取り組めます。
遠藤先生は、これまでに他県の獣医師会からセミナー依頼があり、講師をされてきましたが、毎回、定員オーバーになるほどの人気です。
今回のご案内は、9 162件の動物病院にお送りしておりますが、DVD の在庫は先着200 名様限り。
お申し込みはお急ぎください。収録された新たなテクニックの一部をご紹介すると…
“心エコーで、もう迷いたくない!”
先生も、心エコーで不明な点を抱えていらっしゃいませんか?
循環器系の症例は、わずかな診断ミスも許されません。
しかし、プローブの操作や画像診断などで疑問に思うことが多いのも事実…。
だからこそ、先生もこれまでに、心エコーに関する書籍などをご購入された経験があるかもしれませんが、「学べば学ぶほど迷宮入り…」「すぐに使えて結果がだせるものは、なかなかない…」と思われたことはありませんか?
当社は、この問題を解決しようと思い、「獣医学における循環器の権威」と呼ばれる土井口先生を講師に迎え、心エコーの基礎から応用までがオールインワンで学べるDVD教材を制作いたしました…
“心エコーにおける疑問点をスッキリ解消!”
DVD教材では、土井口先生から、現場ですぐに使える「心エコーのとり方、み方、よみ方」が学べます。
20年以上の循環器研究から得た土井口先生の心エコー技術は、とてもわかりやすく、再現性の高いものばかり。
具体的にDVDでは、「良質な心エコー図」を描出できるプローブのあて方と、より早く、確実に、「小さな異常も見落とさない画像診断法」を、土井口先生の実習映像で学べます。
それだけではなく、「ドップラー」についても学べます。
まさに、心エコーの基礎から応用までが、オールインワンで学べる教材。
このDVDで学べば、先生は、さらに自信を持って心エコーに取り組めるようになります。
このご案内は、9162件の動物病院にお送りしておりますが、DVDの在庫は先着200名様限り。
土井口先生の講義は、毎回人気が高く、今回の教材はかなりのお申し込みが予測されますので、お申し込みはお急ぎください。
収録されたテクニックの一部をご紹介すると…
数多くの学会賞を受賞する循環器の権威「Dr.土井口」が、心エコーのとり方、よみ方を、実習形式でわかりやすく解説↓↓
■基本知識と技術
毛刈りの必要性と、注意点…
心エコーを有利に進めるための保定台の作り方とは?
プローブの持ち方
エコーがとりやすくなる動物保定のポイント
心電図の必要性と、正しい取り扱い方…
心エコー機器の設定条件…
■心エコー実習(長軸断面)
(1)傍胸骨左室長軸断面の描出とエコー図診断…
(2)傍胸骨四腔断面の描出とエコー図診断…
■心エコー実習(左室短軸断面)
(1)大動脈短軸断面の描出とエコー図診断…
■心エコー実習(左側肋間からのアプローチ)
(1)心尖部左室長軸断面の描出とエコー図診断…
(2)心尖部四腔断面の描出とエコー図診断…
■心エコー実習(ドップラーを用いた心エコー)
左室長軸断面における、ドップラーによる診断法
大動脈短軸断面における、ドップラーによる診断法
心尖部長軸断面における、ドップラーによる診断法
心尖部四腔断面における、ドップラーによる診断法
先生は、こんな疑問を感じませんか?
先生もご存じの通り、学校で学んだことだけでは、日常の外科臨床に100%対応できません。
たとえば、手術器具はそれぞれに使用目的があり、それ以外の使用は器具の破損のみならず、生体組織へ著しいダメージを与えます。
鑷子、鉗子にも使う用途、部位によって様々な種類があり、きちんと使い分けなければなりません。
他にも、骨折手術における外固定やピンニングの基本。
小型犬の橈尺骨骨折や、膝蓋骨脱臼の効果的な手術法など、これらの多くが、日常の外科臨床で必要にもかかわらず、学校や代診先では学べません。
今回、このような現状を解決するために、国内で約60 名しか認められていない「日本小動物外科設立専門医」の遠藤先生を講師に迎え、日常臨床に即役立つ外科技術が学べる、DVD 教材を制作いたしました。
これでもう、迷わない! 悩まない!
DVD 教材では、遠藤先生から、現場ですぐに使える「学校では教えてくれない外科学」が学べます。
30 年の臨床経験から得た遠藤先生の外科技術は、学校や、市販の書籍、教材、他
社の講習などでは学べません。DVD を通して、先生は、いままで聞くに聞けなかったことや、知らなかったことを吸収し、さらに自信を持って外科に取り組めます。
また、セミナーで学べる内容は、20 万頭以上の臨床経験から導きだした実践的な技術ですから、経費削減や業務効率アップにも役立ちます。
遠藤先生は、これまでに他県の獣医師会からセミナー依頼があり、講師をされてきましたが、毎回、定員オーバーになるほどの人気の講師です。
今回のご案内は、7 000 件の動物病院にお送りしておりますが、DVD の在庫は先着100 名様限り。
お申し込みはお急ぎください。収録された内容の一部をご紹介すると…
「日本小動物外科設立専門医」が、外科臨床における先生の悩み疑問を即解決! DVD教材の内容を一部をご紹介すると…